QC&SPC システムの全体像

システム導入時の全体像

» QC&SPC システムを導入したときに、お客様の業務と QC&SPC システムが、どのように関わり合うか、まずはこちらの資料(PDF)をご覧ください。

システム導入の目的

» 各計測機器からの情報をリアルタイムに自動記録することで下記の改善を図ります。

  1. 検査データの一元化を図る
  2. オペレーターの検査・検査業務の簡素化、省人化を図る
  3. データ管理の整合性・信頼性とトレーサビリティの向上を図る
  4. 必要な情報をいつでも、どこでも簡単に層別して取り出し評価できる
  5. 統計管理手法を用いた品質アラームの自動発報による品質モニタリング
<現状>(※左右にスクロールできます)
計測
管理シートに測定値とロット番号を記入
管理シートの内容をデータベースに入力
膨大な情報をエクセル管理
課題:記載ミスがある 課題:入力ミスがある、リアルタイムではない 課題:扱いにくい、傾向管理が苦手
<改善後>
計測(バーコード入力可)
SQLサーバーに測定値自動保存
統計管理手法にて品質アラーム発報

システムの構成例

» QC&SPC システムの導入構成例をご紹介いたします。

接続可能な測定機器

» QC&SPC システムに接続可能な主な測定機器をご紹介いたします。
※ 測定機器の製品画像・写真は各メーカー様の Web サイトより引用

計測機器名 計測機器の例
ノギス ノギスの代表製品画像
デジタルダイヤルゲージ デジタルダイヤルゲージの代表製品画像
マイクロメーター マイクロメーターの代表製品画像
ハイトゲージ ハイトゲージの代表製品画像
三点内径ゲージ 三点内径ゲージの代表製品画像

上表以外の他の測定機器にも対応しております。

タブレット使用例

» QC&SPC システムは Windows タブレット端末でもご利用いただけます。

IoT で異常を素早く検知

QC&SPC システムを工場内設備・装置の管理に活用

QC&SPC システムでは、工程内の検査にて測定されたデータをリアルタイムで管理できます。
それにより、下記のことが実現可能となります。

  • 上方管理限界(UCL:Upper Control Limit)および下方管理限(LCL:Lower Control Limit)などの管理値によって異常傾向を SPC アラーム発信
  • 異常発生時には現場責任者へメールを自動的に送信

つまり、QC&SPC システムを工場内の設備・装置の異常管理に活用できます。

IoT と QC&SPC システムの関わり

IoT とは、"Internet of Things" の頭文字を取った言葉で「アイオーティ」と読みます。
Internet of Things とは「モノのインターネット」と訳されますが、その意味は「モノがインターネット経由で通信すること」です。

QC&SPC システムは、品質管理に関わる機器の測定データをリアルタイムで管理しております。
そのため、QC&SPC に関わっている機器は、測定されたデータをネットワークを介して QC&SPC システムに送信しております。
その測定データを基に QC&SPC システムは、各種設定値により異常傾向を見定め、異常値が発生した場合に異常処理をおこなっております。